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―――でも

ぼくはもう一度会いたいと思った

その時の気持ちは本当だと、

思うから

 

それが、あなたの望む世界なのね…

序幕

 

- Stage #0 -

「恐怖」

 
 
 
 

「安心」

 
 
 
 

「破壊」

 
 
 
 

生は、死の始まり。

 
 
 
 

「過酷」

 
 
 
 

「共存」

 
 
 
 

「同化」

 
 
 
 

「分離不安」
「少年と少女は、触れ合えば傷つけ、委ねれば、壊れるしかなかった。」

 
 
 
 

「優しさは、少年の真実を傷つけ、残酷は、少女に偽りの優しさを与えた。」

 
 
 
 

「残酷な他人」

 
 
 
 

「不安な自分」

 
 
 
 

「快楽の、海」

 
 
 
 

死は、現実の続き。

 
 
 
 

「現実の、空」

 
 
 
 

「サビシイって、何?」

 
 
 
 

「私は、何?」

 
 
 
 

「私と、心も身体もひとつになりたくない?」

そして再生は、夢の終わり。





「Do You Love Me ?」





私のこと、好き?

微笑みは、偽り。





真実は、痛み。

溶け合う心が、





私を壊す。

NEON GENESIS EVANGELION
DEATH AND REBIRTH






第壱話「使徒、襲来」

ANGEL ATTACK




第弐話「見知らぬ、天井」

THE BEAST




第参話「鳴らない、電話」

A transfer




第四話「雨、逃げ出した後」

Hedgehog's Dilemma




第伍話「レイ、心の向こうに」

Rei I




第六話「決戦、第三新東京市」

Rei Ⅱ




第七話「人の造りしもの」

A HUMAN WORK




第八話「アスカ、来日」

ASUKA STRIKES !




第九話「瞬間、心、重ねて」

Both of You, Dance Like You Want to Win !




第拾話「マグマダイバー」

MAGMADIVER




第拾壱話「静止した闇の中で」

The Day Tokyo-3 Stood Still




第拾弐話「奇跡の価値は」

She said, "Don't make others suffer for your personal hatred"




第拾参話「使徒、侵入」

LILPUTIAN HITCHER




第拾四話「ゼーレ、魂の座」

WEAVING A STORY




第拾伍話「嘘と沈黙」

Those women longed for the touch others' lips, and thus invited their kiss.




第拾六話「死に至る病、そして」

Splitting of the Breast




第拾七話「四人目の適格者」

FOURTH CHILDREN




第拾八話「命の選択を」

AMBIVALENCE




第拾九話「男の戰い」

INTROJECTION




第弐拾話「心のかたち、人のかたち」

WEAVING A STORY 2 : oral stage




第弐拾壱話「ネルフ誕生」

He was aware that he was still a child.




第弐拾弐話「せめて、人間らしく」

Don't Be.




第弐拾参話「涙」

Rei Ⅲ




第弐拾四話「最後のシ者」

The Beginning and the End , or "Knockin' on Heaven Door"




第弐拾伍話「終わる世界」

Do you love me ?




最終話「世界の中心でアイを叫んだけもの」

Take care of yourself.




One More Final

THE END OF EVANGELION

第25話「Air」

Love is destructive.




第26話「まごころを、君に」

I need you.




人類補完計画
それはヒトが夢見た儚き現実




他人を拒絶し切望した少年は
今は只、傍らに横たわる少女の首に手を伸ばす









少女の眼は虚ろなまま
その手は少年の頬に吸い寄せられた





嗚咽だけが響く異形の世界
静謐の世界に流れるたった二つの鼓動








and,

The After...

「………ウソよ、なんで………

……なんでシンジが、死ななきゃいけないのよ……」

西暦2017年


人類は未だ地を這っていた






「お待たせ。」
「遅いわいっ!何時まで待たせんのやっ!?」
「しょうがないわよ。真性の方向音痴なんだもん。」
「マ、マナ、そ、そこまで言わなくても…」
「甘いわヒカリ。大体この私を待たせるとは、イイ度胸ねぇ~?カヲル。」
「ア、アスカさん、お、落ち着いて下さぃ…」
「…平和だねぇ………どうでもいいけど、遅刻するぞ?」
「そう。良かったわね。」





束の間の安寧は人を優しく包む






「酷い奴よね?居なくなって清々したって言ってた癖に、
いざ居なくなればサビシイって思ってる。狡いな、アタシ。」
「………でも、アスカは優しいわ。」





だが歯車は回る
何度も






「呼び戻すのか?」
「ああ。」
「未だゼーレの残党を残しているのにか?」
「問題ない。雑魚ばかりだ。後は二課に任せればいい。」
「変わったな、お前も。分かった。手配しておこう。」
「…使徒ももう存在しない。ゼーレも時間の問題だ。漸く償う事が出来る…」





サード・インパクト
三度の制裁
逃れられぬは神の意志






「そして、人類は生き延びた。」
「だが、三度のインパクトは“進化”ではなく“揺らぎ”を齎しただけだ。それも元へは戻らぬ。」
「ヒトは歴史を繰り返す、か…」
「………もしそうであれば、あの方はまた堕ちてゆくわ。」





開かれる扉






「大人のキスよ。帰って来たら、続きをしましょう。」
「希望を失っちゃいけない。そう、教わったんだ。皆から。」
「良い心掛けだ。もう一つ教えてやるよ。」
「!!………それが、鉄則?」
「そうだ。戦って、死ね。」





見届ける者






「それが、あの方の定め………」
「フッ。いらねぇよ、んな奴ぁ。オレがいりゃ十分だっ。」





降り立つ者






「エホバ?はんっ!自分で名乗ってりゃ世話無いわっ!!」
「威勢良かった割には、派手にやられたらしいな?」
「嘘………」
「ちゃんと足はあるぜ?」





還りし者






「………ウソ………」
「本物だよ。」





………ただいま………



………おかえりなさい………





そして祖は、舞い降りた

「な!?何やっ、こいつ等!!」
「嘗めんじゃないわよっ!!」
「やってくれるじゃないか。」
「みんなっ!下がって!!」
「くっ!?」

「待たせたな。」

THE END OF EVANGELION
The After

「さぁっ!!パーティーの時間だっ!!!」

怨嗟と憎悪の永久凍土から


思慕と懺悔と狂暴な純愛




あなたに

masquerade

First Stage

- 帰還、そして祖は参られた -

Present by NaoXYZ


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First edition:[1999/04/01] 

Revised edition:[2000/09/20]